ワンス・アポン・ア・タイム 第10話

午前7時15分

<おとぎの世界>
チャーミング王子のことが忘れられない白雪姫は、赤ずきんから王子が2日後にアビゲイルと結婚すると知らされる。このまま思い続けるのはよくないことなので、白雪姫は、罰当たりな願いでも叶えてくれるというルンペルシュティルツキンのもとへ。
そこで、王子を忘れられる薬を頼む。失恋には強力な劇薬が必要だというルンペルシュティルツキン。
その薬を飲めば相手の顔さえ忘れてしまうという。対価は白雪姫の髪の毛だった。
結婚を控えた王子も、白雪姫への恋心が増すばかり。ジョージ王は王子の気持ちを知っても、国の繁栄のためには、ミダス王の娘との結婚は必要なことだといい、それも王子が選択した結果なのだと冷たく言い放つ。

諦めきれない王子は、自分への気持ちがあるなら城まで来てほしいという手紙を鳩に託す。
手紙を受け取った白雪姫は(薬は飲んでいなかった)、すぐに城へ。だが、忍び込むことに成功したものの見つかってしまい牢屋へ。
隣の牢屋には、グランピーという男が入っていた。愛のためにここから脱出するという白雪姫に、グランピーは愛ゆえにこんな所に入れられる羽目になったと愚痴をこぼす。
そこへ、ステルシーという仲間が現れて、二人は脱出に成功。しかし、逃げる途中に見つかりステルシーは殺されてしまう。グランピーも娘の居場所をいわなければ殺すと脅されたので、白雪姫は自らジョージ王の前へ。
王は白雪姫に、王子に恋心はないとはっきりいえ、そうしなければ王子を殺すと脅す。白雪姫は王子の命を守るために、王子に別れを宣言。涙を流す王子。背を向けた白雪姫は必死に涙をこらえるのだった。

城を出た白雪姫は、グランピーとその仲間たちと暮らすことに。だが、王子の結婚は取りやめになった。
その知らせを聞いたグランピーは、白雪姫にそのことを告げた。
だが、白雪姫は「それは誰?」というだけ。
白雪姫のそばには、飲み干した薬のびんがあった。

結婚式はなぜ中止になったのかな?
最近、ルンペルシュティルツキンの気味悪さに慣れて、なんだか彼を見るのが楽しくなった(^^)

<ストーリーブルック>
タイトルが気になっていたのだけれど、7時15分は、メアリー・マーガレットとデヴィッドが食堂にコーヒーを飲みにくる時間だった。お互いがお互いを見るために、その時間に行っていたのだ。
メアリー・マーガレットは、エマにウソをついて食堂に行っていたが、ウソがばれてしまい、エマに諭される。
その後、メアリー・マーガレットはストアで偶然キャスリンに会い、彼女が妊娠検査薬を買っていたことを知り、ショックを受ける。

メアリー・マーガレットは、森で動けなくなった鳩を発見し、デヴィッドが勤めるアニマルセンターへ。そこで、北米には珍しい渡りの鳩なので、群れに返すことが必要だといわれる。それを聞いたメアリー・マーガレットは、嵐が来るから危険だと注意されたにも関わらず、鳩を群れに戻すために森へ急ぐ。
だが、崖に足をすべらせ危機一髪の状態に。そこへデヴィッドが駆け付け、助けてもらう。
嵐を避けるために、二人は小屋へ避難し、そこでお互いが忘れられない存在であることを確認するが、メアリー・マーガレットはキャスリンの検査薬のことを話し、これ以上の関係は無理だという。

その後二人は、7時15分より遅れて食堂に行くが、その時間もピッタリ合ってしまい、そのときデヴィッドはキャスリンが妊娠していないことをメアリー・マーガレットに告げる。二人は、今まで抑えていた気持ちを隠せなくなって、熱いキスかわすのだった。
その姿を、冷ややかに見つめていたのはレジーナだった。

エマは、レジーナから、オートバイで町にやってきた男の正体をさぐるようにいわれる。
その男は、大きな箱をもっていたが、その中に入っていたのはタイプライターだった。
男は作家で、この町は想像力を刺激するのだという。

妊娠していなくとも不倫は不倫。でも、過去の記憶が二人を強く結び付けるのかも。
キャスリンに対するデヴィッドの態度はひどいね。この話に関しては、おとぎの世界のほうがロマンがあって面白かった。
町にやってきた謎の男は、なぜ町に入れたのだろう?
パソコンではなくタイプライターなんだね。もっともおとぎ話には、タイプのほうが合っているかも。
by mint-de | 2013-11-23 14:09 | 海外ドラマ(O~R)