ワンス・アポン・ア・タイム 第20話

見知らぬ男の正体

<おとぎの世界>
嵐の海で、ゼペットとピノキオは、クジラに飲み込まれそうになる。互いにかばい合うが、二人は舟から海に投げ出されてしまう。浜辺で気づいたゼペットは、ぐったりしたピノキオを見つける。
ピノキオを救いたい一心のゼペットの前に、ブルー・フェアリーが現れ、ピノキオを人間の子どもにしてくれる。ただし、人間でいるためにはいい子でいてと言い残して。

その後、二人が仲よく暮らしていると、またブルー・フェアリーが現れる。
ブルー・フェアリーは、悪い女王が国中に呪いをかけようとしている、その呪いを避けるには、魔法の木でタンスを作ればいい、その中に白雪姫と王子を入れ、二人は魔法のない国に行き、そこで赤ちゃんを産めば、その子が我々の王国を救ってくれるのだという。
だが、ゼペットはタンスを作ることに同意したものの、呪いでピノキオが木になるのを恐れ、二人しか入れないタンスに、ピノキオを入れることを決意。
ゼペットは、タンスを完成させると、ピノキオに白雪姫の赤ちゃんを守り、必ず28年後に救いにこさせると約束させて、ピノキオをタンスに入れてしまった。
こうして、ピノキオとエマは現代の町にやってきたのだ。

<ストーリーブルック>
オーガストは、エマにこの町の救世主としての仕事をしてもらうため、エマに説明しようとする。しかし、エマは、レジーナからヘンリーの親権を取り戻すことで頭がいっぱい。ゴールドに弁護を頼もうとするが、ゴールドは、エマにオーガストの話を聞かせるために、その依頼を断る。

オーガストは、全体をよく見てレジーナに勝つ方法を考えようといいながら、エマをある場所に誘う。
オーガストは、現代の町にやってきた木の前に立ち、自分がエマを抱えて連れていったのだと説明する。そして町の人々を救うのはエマなのだと話すが、エマはその話を信じることができない。
オーガストがピノキオで、約束を守らなかったために足が木に戻りつつあるのを目にしても、エマには普通の足にしか見えないのだった。
おとぎ話にうんざりしたエマは、こういう状況に終止符を打つべく、強引な方法をとる。ヘンリーと町を出ることにしたのだ!

ピノキオは、エマを守るはずだったのに、約束を果たさなかった。ずいぶん早くに逃げ出したのだ。
オーガストは、マルコ(ゼペット)の仕事場にでかけて、マルコから約束を果たさなくとも、やり直そうという気持ちがあればいいと慰められる。オーガストの命はどうなるんだろう?

オーガストがピノキオだったなんて!
彼が町の外にいて、どうして町に入れたのか、やっとわかった。
ピノキオの話が、ヘンリーの本に書かれていなかったのは、ピノキオがタンスに入っていたのをゼペットとピノキオしか知らないことだったから?
ゴールドは、息子を捜したいはずだから、おとぎの国に戻りたくないと思うのだけれど、それでもエマが救世主になることには賛成なのかな?
メアリー・マーガレットは、レジーナを許すといったけれど、レジーナは、いまだに彼女を許せないのだね。彼女を不幸にするためにデヴィッドに近づこうとしていた。ここまでくると哀れっぽいね。
レジーナが白雪姫を許せていたら、こんなことにはならなかったのにね。
by mint-de | 2014-02-07 15:49 | 海外ドラマ(O~R)