ワンス・アポン・ア・タイム 2-3

湖の淑女

<おとぎの世界>
チャーミング王子と白雪姫が婚約していた頃の話。
ジョージ王は、自分を裏切ったチャーミングを許せず、攻撃してくる。白雪姫は、一人でチャーミングの母ルースが住む小屋に逃れようとするが、王の傭兵ランスロットに捕まってしまい、王の元へ。
ジョージ王は、白雪姫に水をすすめる。それには、子どもが産めなくなる毒が入っていた。そうとは知らずに飲んでしまった白雪姫。解放された白雪姫に、ランスロットが味方になるという。王の卑劣な行為に、誇り高き円卓の騎士は我慢がならなくなったのだ。
王がルースを狙っていると聞いた白雪姫は、ランスロットと小屋へと急ぐ。しかし、敵はすでに攻撃していてチャーミング王子が倒したものの、母ルースは毒矢を受けてしまった。毒を消すには、以前、王子が怪物を退治した魔法の湖の水が効くという。

母を連れ、三人は湖へ。しかし、湖は涸れていた。それでも貝殻に残っていた少量の水をルースに飲ませる。だが効果はなかった。ルースは、息子と白雪姫の結婚式を見たいという。瀕死の母の願いに、二人はそこで式を挙げることに。式を見守りながら、ルースは息を引き取る。
白雪姫は、ルースから渡された生まれてくる赤ちゃんの性別がわかるという不思議な首飾りが、式のときにランスロットが注いだ水を飲む前は揺れなかったのに、その後、女の子を示す揺れ方をしたことに驚く。ルースは、毒消しの水を、自分の命よりもこれから生まれる命のために使おうと決め、飲む振りをして、その水を式の時に使わせたのだ。その事を承知していたランスロットに、白雪姫は、生まれてくるのは女の子だと告げるのだった。

<おとぎの世界・現在>
閉じ込められた穴蔵で、エマはコーラに話しかけられる。娘のレジーナのせいでここにいるはめになったと語るコーラに、エマは同情しそうになるが、メアリー・マーガレットにコーラはレジーナよりたちが悪いと忠告される。監禁状態だった二人だが、ランスロットがいたおかげで、解放される。
ランスロットは、なぜかこの辺り(島らしい)にはのろいがかからなかった。残された人々と共に暮らしているという。メアリー・マーガレットはストーリーブルックに戻る手段として、エマを送ったタンスを思い浮かべ、城に戻る決意をする。途中、魔法の森を通らなければならないが、そこには今は鬼がすんでいるので、ランスロットはムーランとともにいくことをすすめる。

メアリー・マーガレットは弓を背負い、エマとムーランと城へ向かう。魔法の森では鬼に襲われそうになるが、見事メアリー・マーガレットが弓を放って鬼を倒す。復讐を決意して後をつけていたオーロラ姫の誤解もとけ、メアリー・マーガレットたちは城を目指した。そして、城にはあのタンスがそのままあった。
だが、心配で後を追ってきたというランスロットは、実はコーラが化けていたものだった。見破ったメアリー・マーガレットは、魔法をかけられ身動きできなくなる。ランスロットはずっと以前に殺されていて、メアリー・マーガレットたちはランスロットではなくコーラと話していたのだ。コーラは娘や孫(ヘンリー)に会うためにタンスを使って、町に行くといいだす。エマはヘンリーを守るために、タンスに火を放つ。コーラは逃げた。
町に戻るにはどうすればいい?
エマは、捨てられたことで母を恨んでいたが、城の様子を見て自分が愛されていたことを知り、白雪姫と親子の抱擁をするのだった。

このドラマは、親子の愛情がテーマ。今回もルースやメアリー・マーガレット、そしてエマのそれぞれの子に対する愛が描かれた。「母は強し」で、メアリー・マーガレットは、白雪姫時代の勇敢さが戻ってきた。ただ、おとぎの世界の人々は年をとらないので、エマと28年前と変わらないメアリー・マーガレットが娘と母というのがちょっと妙。

<ストーリーブルック>
ヘンリーは、エマたちを救うためにジェファーソンに会いにいく。彼は、娘が探しているビラをもっていた。ジェファーソンは自分はもう何もできないけれど、レジーナの蔵にいけば何かあるかもと教えてくれる。ヘンリーは、悩んでいるジェファーソンに、なぜ捨てられたのかわからない状態が一番つらい、娘に会いに行くべきだと自分の経験から彼に助言する。ジェファーソンは、ついに娘に会いに行った。

ヘンリーはレジーナの蔵に入ったものの、デヴィッドにたしなめられ蔵を後にする。その後、デヴィッドはヘンリーに剣の指南。エマたちを救い出すためには、まず戦い方を知らなければならないからだ。
by mint-de | 2014-10-11 16:15 | 海外ドラマ(O~R)