「風の勇士 ポルダーク」 2-9

家に帰ったロスは、デメルザの怒りにただただ耐えるだけ。
人として尊敬していたロスなのに、あなたは最低だと罵るデメルザ。
時間がたったせいか、ロスも自分の行動を反省しエリザベスのもとへ行くことができないでいる。
デメルザは、ロスに仕返しするために一人で舞踏会に行く。そこでマクニール大尉に会い、彼に告白されキスされるが、それ以上はできないで自分はやはりロスを裏切れないことに気付くのだった。

一方、エリザベスはロスの言葉を信じて、ロスを待ち続けていた。大叔母もロスこそ相手にふさわしいなどというものだから、すっかりその気になるエリザベス。
なんとかしてくれるという期待に胸を焦がすようにロスを待ち続けたエリザベスだったが、現れないロスに次第に失望していく。そして、ついに彼女は決断する。エリザベスはジョージと結婚した。そして、トレンウィズのポルダークの屋敷に、ジョージが住むことになったのだ。

不運続きのロスに、朗報がもたらされる。ロスが以前金を貸していた男が造船関係で儲けがでて、金を返してくれることになった。あきらめたはずの鉱山だが、その金でまた鉱山を掘削できそうだし、新たに錫の鉱脈も見つかったのだ。

勇敢なロスも、男女関係ではだらしない男だった。エリザベスにちゃんといえないところが情けない。
裏切られたデメルザはもちろん可哀想だけれど、誰かに頼らないと生きていけないエリザベスが哀れだ。彼女に義妹のベリティのような芯の強さがあったら、フランシスと結婚することもなかったのだろうね。
by mint-de | 2019-02-05 17:03 | 海外ドラマ(英M~R)