冬だけのぽっぽや
2009年 02月 17日
世の中には、「へぇ~、そんな仕事があるんだ」と、感心してしまう仕事がある。
あまり知られていないけれど、そういう仕事をしてくれる人がいないと大勢の人が
困ってしまう。
昨日の朝日の夕刊に載っていた、「人・脈・記」の「心の鉄路」。
北海道の中央部に位置する、34年前までは駅があった上越信号場で働く、
冬季だけのぽっぽやの話。
石北線の鉄路を、雪や凍結から守るために、雪かきをするのが仕事だ。
たった二人で、24時間勤務する。
周囲には民家もなく、電話もテレビもない、雪に囲まれた仕事場。
列車が無事に通過できるように、懸命に雪をかく。それが仕事。
除雪車だけでは無理なのだろう。豪雪地帯ならではの仕事だ。
冬季以外は、農業をやっている人たちが多いそうだ。
冬は、家にいても退屈なだけだから、3日に1度の24時間勤務も楽しいという。
相棒とラジオと雪かき。そして、時折通過する列車。
記事を読んでいるだけで、白い世界に響く、雪をかく音や列車の通過する音が
聞こえてくるようだった。
とても孤独で重労働な仕事だと思うけれど、そういうところに1日いるのも、喧騒の
社会からの逃避というか、たしかに悪くはないなと思えてくるのだった。
あまり知られていないけれど、そういう仕事をしてくれる人がいないと大勢の人が
困ってしまう。
昨日の朝日の夕刊に載っていた、「人・脈・記」の「心の鉄路」。
北海道の中央部に位置する、34年前までは駅があった上越信号場で働く、
冬季だけのぽっぽやの話。
石北線の鉄路を、雪や凍結から守るために、雪かきをするのが仕事だ。
たった二人で、24時間勤務する。
周囲には民家もなく、電話もテレビもない、雪に囲まれた仕事場。
列車が無事に通過できるように、懸命に雪をかく。それが仕事。
除雪車だけでは無理なのだろう。豪雪地帯ならではの仕事だ。
冬季以外は、農業をやっている人たちが多いそうだ。
冬は、家にいても退屈なだけだから、3日に1度の24時間勤務も楽しいという。
相棒とラジオと雪かき。そして、時折通過する列車。
記事を読んでいるだけで、白い世界に響く、雪をかく音や列車の通過する音が
聞こえてくるようだった。
とても孤独で重労働な仕事だと思うけれど、そういうところに1日いるのも、喧騒の
社会からの逃避というか、たしかに悪くはないなと思えてくるのだった。
by mint-de
| 2009-02-17 14:04
| 観て☆聴いて☆読んで