碧草の風

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「PTAグランパ2!」

日曜の夜10時、NHK・BSで始まったドラマ。
1は見ていないのだけれど、先週たまたま見た総集編が面白かったので、見ることに。
私もアミダくじで、ある部門の会長をやるはめになったことがあるので、このPTAの役員選びとか、会の進行とか、行事の実行とか、「そうそう」と共感するシーンがいっぱいあった。大体、公立の学校のPTAとか自治会といった集団は、とにかくいろんな人が集まってくるから、目的意識とか考え方も千差万別。そういう人たちを一つにまとめるのって、本当に大変。
このドラマでは、松平健さん演じる武曾勤の独り善がり的な行動が、いろいろ騒動を引き起こすのだけれど、武曾じいじのこれからの奮闘ぶりが楽しみだ。
# by mint-de | 2018-04-09 15:18 | 日本のドラマ | Trackback

「ラーマのつぶやき」

今週の火曜日にNHK総合で放送された「ラーマのつぶやき」を見た。
ラーマさん一家は、日本で初めて難民認定されたシリア人の家族。
彼女は16歳の高校生で、兄と両親と埼玉県で暮らしている。2013年、小学校6年のときに日本にやってきた彼女は、とても日本語がうまい。その語学力に感心した。そして、明るくて元気。
「人間は一番怖い生き物」だという彼女の言葉に、戦争を経験した者の痛みと悲しみが伝わってくる。家に爆弾が落とされ、日本におじさんがいた関係で、日本にやってきたという。
カラオケを楽しむ彼女は、日本になじんでいるように見えるが、50代の両親はなかなか大変そうだ。それでも母親はユニクロで働き、日本にいるからには日本を好きになりたいと思っている。慣れ親しんだものが何もないと寂しそうに話しながらも、母親の強さが感じられた。その反対に父親は、いまだに日本の生活になじんでいない様子だった。シリアでは、五つ星レストランで総料理長を務めていたという。祖国と仕事を失ったその胸のうちを思うと、言葉がない。それでも、料理教室で教えているときの表情は明るかった。もう10年若かったらよかったといっていたが、年齢的なことを考えると、日本語を覚えるのは大変だろう。
昔は、平和で幸せを感じていた家族が、命を守るために、国を脱出しなければならなくなる。本当に酷なことだと思う。
無意味な戦争を続ける人間は、本当に「一番怖い生き物」だ。
ラーマさんの家族が、日本で幸せに暮らしていけますように。
# by mint-de | 2018-03-30 14:32 | 観て☆聞いて | Trackback

桜日和


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今日も暖かいというか暑いくらいの天気だ。
このお天気では、桜はあっという間に満開になって、あっという間に散ってしまいそうだ。

平昌オリンピックで、カーリングの面白さにはまり世界選手権も見られる範囲で見ていた。日本は人気者になったLS北見のチームではなく、富士急のチームが出場して残念ながら予選で敗退してしまった。
私が驚いたのは、カーリング、カーリングなどと騒がれていたのに、チームが違うと、まるで話題にならなかったこと。カーリングの面白さより、LS北見の選手たちに興味があったんだろうね。確かに選手たちのプレーは見事だったけれど、その後の騒がれ方と世界選手権の報道のされ方(全然話題にならなかったけれどね)を比べると、なんだかなあ… 
フィギュアスケートみたいに人気がでるのは、まだまだ先になるのかな。

某週刊誌で、好きな俳優・嫌いな俳優が発表されたけれど、あれって何の意味があるの?
私にはまったく無意味に思える。好き嫌いは、人それぞれ。
好き嫌いどちらでも名前が出るだけ人気者ってこと?CMや仕事が増える? 
芝居がうまいとか、こんな役をやってほしいとかもっと建設的なランキングにするといいのにね。
# by mint-de | 2018-03-29 15:13 | 木陰日和

『極夜行』

『極夜行』(角幡唯介 文藝春秋)

以前、世界で最も北にある町として、ノルウェーの北に位置するロングイェールビーンという町を紹介するテレビ番組を見たことがある。
そこでは、10月下旬から2月中旬まで太陽が昇らない極夜が続くという。
私は、曇り続きで晴れた日がないだけで、憂鬱になるタイプなので、とてもこのような町には住めないと思った。なので逆に、そういう場所でも暮らしていける人たちは、どういう精神状態なのだろうとずっと思っていた。だから角幡さんの今回の探検記がその極夜がテーマだったので、とても興味深く読んだ。
北緯77度47分グのグリーンランド・シオラパルクから極夜の闇の中、月の光やヘッドランプの明かりを頼りに、一匹の犬とそりをひきながら3か月間極寒の地を歩く。
「極夜の闇を経験してから太陽を見る」という目的で始めた探検は、事前に、食料などをルートの途中に置いておいたのに、白熊にほとんど食い荒らされていたり、とんでもない暴風に何度も遭遇したりして、トラブル続き。食料が尽き、最悪の場合は旅を共にした犬を食べれば何とかなると、考えるまでになる。
薄明かりの中で見る氷の大地は、宇宙の別の惑星のようだという描写に、その光景が目に浮かぶようだった。
困難を乗り越えて、やっと太陽を拝める日がきた。
「太陽は太陽として、あるがままの姿でそこにあった」
やはり、日の光を知っている人間は太陽がなくては生きてはいけないのだ。
私の一番の感想は、ワンちゃん食べられなくてよかった!(^^)
それにしても北極圏に生きる犬は、とんでもない風が吹くブリザードでも外にいて耐えているということに、驚いた。
そして、探検家も何をするか、目的や場所探しも今のような時代ではなかなか難しいらしい。それでも、探検家として生きていく角幡さんには、これからも未知なる世界を旅して、私たちの知らない世界を教えていただきたいと思う。
# by mint-de | 2018-03-07 14:28 | 私の本棚 | Trackback

「女医フォスター」 シーズン2

一挙放送でシーズン2の全5話を見た。1と比べるとちょっとガッカリな内容だった。
ジェマはもっと理知的な人だと思っていたけれど、元夫のサイモンの下劣さに感染したみたいな行動をしてしまい、とても後味の悪い結末だった。
もっとも、サイモンが近くに引っ越してきて、息子を取られそうになったことで、ジェマの心がかき乱されてしまったせいかもしれないけれど、子どもだって15歳にもなれば、もう親がどうこう言おうと自分の意志で行動するもの。息子のトムを信頼して、冷静に見守っていればよかったのに…
ジェマにとって、サイモンはあんな男でも15年間一緒に暮らした夫。それなりに幸せな時を過ごしたのだ。まったく未練がないとは言い切れない。何回かそういう回想シーンが出てきたけれど、夫婦の関係って簡単には割り切れないものなのだね。
離婚した元夫婦のバトルは怖い! というのが一番の感想だ。
可哀想なのはトム。ああいう両親だったら逃げ出したくなるよね。
ジェマは息子がいなくなって、今までやってきたことがとても愚かなことだったと気づいた。気づくのが遅すぎたね。
あまりにも暗いラストだったので、シーズン3があるかどうかわからないけれど、もう少し明るい展開になるシーズン3を作っていただきたいな。
# by mint-de | 2018-02-27 15:45 | 海外ドラマ(英A~F) | Trackback

「ブレイキング・バッド」

数年前に終了したドラマだが、見ていなかったことが気になっていた。ありがたいことに、スーパードラマ!TVが見られるようになった昨年から毎日連続放送してくれたので、最初から最後まで見ることができた(2月13日最終話)。

面白かった! 本当にすごいドラマだった。
内容が内容なので、楽しいとか癒やされるとかそういうレベルではなく、展開が読めない(ラストは病気の主人公が死ぬのだろうなあという予測はつくけれど)ストーリーと、それぞれの人物描写が深くて、とにかく先が気になってしょうがなくなるのだ。

平凡な高校の化学教師が肺がんにかかって余命を宣告されたことから、家族に金を残したいその一心で違法ドラッグの製造に手を染めていく。
主人公のウォルターを演じたブライアン・クランストンの存在感もすごい。
はじめのうちは、自分は悪人にはなり切れないとかいっていたけれど、自分の化学的な才能に誇りをもちお金も稼げるようになると、邪魔者をどんどん排除して怪物になっていく、そのリアルさが怖い。
暗い展開が多いけれど、ときどき笑ってしまうシーンもある。
終盤、ハンクが手にするキティちゃんのケータイ(深刻なシーンなのに!)がミスマッチで、私の中では一番笑った。
ウォルター以外は、みんな被害者だけれど、ジェシーの可哀想度は、これでもかっていうくらい可哀想だった。最初から家族に疎まれていて、彼はとても孤独だった。ウォルターの操り人形みたいで、でも、最後はああいうラストでホッとした。
でも、一番可哀想だったのは、義弟のハンクかも。ウォルターを捜しにいったばかりに、カルテルに狙われ最後はああいう形になってしまって。個人的には苦手な俳優さんなのであんまり同情はできないけれど(^^;)
とんでもない弁護士ソウル、冷酷で怖いガス、仕事に忠実なマイクなどわき役たちも個性的で、本当に見ごたえのあるドラマだった。
あのな~んにもない荒野の風景も好きだ。
ソウルを描いたドラマがあるけれど、ジェシーのその後はドラマにはならないのかな?
# by mint-de | 2018-02-14 15:19 | 海外ドラマ(A~G) | Trackback

インフルエンザ

風邪もめったにひかない私は、インフルエンザにかかった記憶もない。
我が家では、20年くらい誰もインフルエンザにかかっていないと思う。
ところが、先日、夫が知人からうつされ、その2日後に私がかかってしまった!
夫婦ともに具合が悪くなるのは、とても都合が悪い(笑)
幸い38度くらいの熱だったので、最低限の家事だけやって寝ていた。
驚いたのは、タミフルの効き目。
解熱剤とともに1日飲んだだけで、元気になった。
すごいなあ、タミフル!

ずっと寒かったけれど、昨日今日と暖かい。
寒々としていた庭のあちこちから、緑色の芽がでてきた。
早く、花の咲く春になってほしいな。

# by mint-de | 2018-02-11 14:43 | 木陰日和

「スリー・ビルボード」

映画を見終えて思ったのは、「怒り」と「許し」について。
はっきりいって好きなストーリーじゃない。登場人物のほとんどが荒んでいる印象を受ける。
娘を殺された母親(ミルドレッド)は、進展しない捜査への不満を3枚の立て看板に掲示する。批判された警察署長に同情する者や、その広告を快く思わない人々によって、ミルドレッドは孤立していく。
怒りが頂点に達したミルドレッドはとんでもない行為をしてしまう。
もう一人の主役というべき暴力警察官ディクソン。彼は本当にどうしようもない奴。けれど、署長の手紙と、自分が傷つけた男の優しさに触れて改心する。
ミルドレッドは元夫の若い恋人の言葉から、「怒りが新たな怒りを生む」ということに気づかされる。怒りからは何も生まれない。人と人が分かりあうためには、相手に寄り添う気持ちがなければならない。怒りより優しさが人を変えていくのだ。多分、この映画はこういうことをいいたかったのだろう。
署長の存在はよくわからなかったけれど、彼には病気に対する怒りがあったのかもしれない。彼の怒りは、ああいう形で爆発させるしかなかったのかもしれないけれど、ちょっとなあと思ってしまう。
(2017年 イギリス・アメリカ映画 監督マーティン・マクドナー)
# by mint-de | 2018-02-02 14:32 | シネマ(あ~そ) | Trackback